卒業式の日でした。 僕はもちろん卒業しないので、普通に仕事をしていたのだけど、2次会のパーティーには行ってきました。
何故か先生達もたくさんいて、普段は見せない笑顔をたくさん見せていたので不気味でした。 ふとした瞬間、友達と僕とフランス人の先生の3人になってしまって、とても居心地が悪かったです。 「ううむ。意思疎通できないんだよなぁ」と独り言を言ったら、フランス人の先生が「ヨロシクオネガイシマス」と日本語で攻撃してきました。 僕は「メルシ」と言ってみました。 外人の先生が、ただの外人になるのを見てしまうと、なんだか、やるせないです。 やるせない?
3次会はディスコに行ってきました。 ディスコとはクラブのことです。 友人達がスーツを着て来るのに対抗して、ガラス屋のツナギを着ていたのだけれど、入り口で「タオルは取ってください」と言われました。 ツナギはOKだけどタオルを頭にかぶるのは駄目なんですね。 彼は僕の格好を見て悔しかったのでしょうか。
始めロックがかかっていたので、ぼ〜っと座っていたら、白人の短髪金髪少年が500円が消える手品を見せてくれました。 はじめは何をしているのか分からなかったけど、どうやら手品をしてるんだなと思って驚いた顔をすると、満足そうな顔をして仕掛けを教えてくれました。 彼は他の人にも見せて廻っていました。 友人いわく、彼はものすごく頭がいいか、ものすごく頭が悪いかのどちらかなのでしょう。
明け方、男女7人で吉野家で牛鮭定食を食べました。 「あすなろ白書」みたいな一晩でした。
playback いちょう、ひらり。 2000.03.24